2022年07月29日
旧中道往還の諏訪神社。


精進湖畔から歩いて20分程の所に、旧中道
往還( きゅう・なかみちおうかん )の入
り口が有ります。1本道を歩いて集落の終わ
り辺りに諏訪神社が有ったのでお参りさせて
頂きました。次の記事で取り上げる予定の「
精進の大杉 」が隣接する龍泉寺境内に在る
のですが、諏訪神社も指定天然記念物では無
いものの、負けず劣らずの杉の大木が林立し
ています。社殿の両脇の杉も凄く大きかった
です。鳥居から拝殿の間に立っている木も大
きくて、まるで拝殿を隠しているかの様に見
えます。
案内板の記載事項を転記しておきます。
「 富士河口湖町指定文化財
現在の本殿は一間社流造り杮葺( こけ
らぶき )で、天保14年( 1843年
)に再建されたものである。
この建物の特徴は、随所に施された装飾
彫刻で、その装飾の題材も動植物から中
国の故事にいたるまで多岐にわたり、豊
富な意匠に加えてすぐれた彫技は江戸時
代末期の装飾過多になる、社寺建築の動
向をふまえながらも全体的な均衡を意図
された貴重な遺構である。覆屋は明治
39年( 1906年 )に設けられ、本殿を保護するとともに拝殿の役目を果たしてきた。
平成23年3月 富士河口湖町教育委員会
富士河口湖町文化財審議会 」
このひっそりとした神社の拝殿に向かいあって、不思議なご縁をしみじみと感じました。
今回、富士山撮影ツアーで精進湖に来る機会に恵まれ、写真を撮るのが本来の目的なので、
約2時間の撮影タイムが有ったので、二へドンは歩いて旧中道往還まで来る事が出来ました。
もし、このツアーに参加する機会が無ければ、二へドンは恐らく一生に1度も、この旧中道往
還に来る事は無かったであろうと思われます。最初は、バスの駐車場から此処まで歩いて
来ようかどうしようか迷っていたのですが、思い切って来てみて良かったです。
一生に1度のチャンスを活かす事が出来ました。 不思議なご縁に感謝致します。
*****「 旧中道往還の諏訪神社。 」 ・ 完 *****